生活の様子

唐池学園の子どもの生活は部屋毎を基本単位にしています。

食事やお風呂も部屋毎になっています。
毎日が「おはよう」で始まり「おやすみなさい」で終わる生活の場であることは家庭と同じです。
また、生活する上での約束事があるのも同様です。
ただ、親・家族の元を離れての生活、血のつながっていないもの同士の生活という点では違いがあります。
子どもと職員や子ども同士の人間関係を大切にし、信頼関係を積み重ねています。

 

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受付時間 9 : 00〜17 : 00(平日)


2020年度中途または2021年度職員募集中!!

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部屋構成

本園はマンション形式の小舎制で、6つの部屋全て小規模グループケアを実施しているので、各部屋7~8名定員です。

地域小規模児童養護施設の「ななの家」と「よんの家」は6名定員です。

子どもの構成は男女混合で、幼児から高校生の縦割りとなっています。
各部屋の担当している職員は3名です。

 

○小舎制・・・1舎につき12人までの形態
○小規模グループケア・・・6~8名による小規模なグループでケアを行う体制
○地域小規模児童養護施設・・・本体施設とは別の場所で地域の住宅等を活用

 

職員構成

職 種 職員数
 施設長  1
 児童指導員・保育士

 15(うち非常勤 1)

 小規模グループケア担当

 6

 小規模グループケア管理宿直等職員

 6(全て非常勤)
 個別対応職員  1
 特別指導員  1(非常勤)
 基幹的職員(兼務)  1
 職業指導員  1
 家庭支援専門相談員  2
 里親支援専門相談員  1
 心理療法担当職員

 2(うち非常勤1)

 嘱託医  1(非常勤)
 栄養士  2
 調理員等  4(全て非常勤 )
 事務員  1
   
合計職員数  44(うち非常勤14)

 

* 本園フォトアルバム *

* ななの家フォトアルバム *

食生活

 

唐池学園では食事は生活の中心となる重要なものと考えています。

食事をおいしくとりながら、今日一日の出来事や食生活の大切さ等について会話をし、楽しい団欒の機会にしています。昼食・夕食は厨房で調理されたものを子どもや職員が部屋に運んで配膳し、食事をしています。朝食は前日のうちに部屋に配られた食材で職員が調理します。幼稚園の通園や高校生の通学、中・高校生の部活の際等に必要な弁当については、部屋毎に部屋担当職員が食材の買い物と調理をします。

 

1 本園の食生活に関する取り組み

取り組み名称 取り組み内容
食 堂 食 年に数回、子どもも職員も全員そろって(多目的室)食堂で食事をします。
4月は進級・入学を祝う会、12月はクリスマス会、1月は元旦、3月は卒業生を祝う会と、みんなでお祝いをしています。
自由献立 月1回、部屋毎に子どもたちと部屋担当職員でメニューを決め、
買い物に出かけ、夕食を作ります。
部屋調理 月2~3回、厨房から部屋毎に食材が配られ、厨房職員が部屋に入り、子どもたちや部屋担当職員とともに夕食を調理します。 また、鍋や餃子、揚げ物等、途中まで調理されたものを各部屋で調理し仕上げることもあります。
行 事 食

季節を感じさせる食事として、2月の節分には恵方巻、3月のひな祭りにはちらし寿司、12月末にはもちつき等厨房で調理しています。また8月のお盆の時期に学園にいる子どもたちのために園庭でバーベキューをしたり、9月の防災の日には備蓄倉庫にある非常食を用いて炊き出しをしたりしています。

夏休みの

厨房手伝い

本園にいる中・高生全員が夏休みの間に1日ずつ厨房の手伝いをします。
実際に食材を切ったり厨房職員と話したりしながら、食生活への関心がより持てるように働きかけています。

 

左:夕食風景 右:全ての子どもと職員が集まるクリスマス会
左:夕食風景 右:全ての子どもと職員が集まるクリスマス会

 

2 地域小規模児童養護施設「ななの家」と「よんの家」の食生活

「ななの家」と「よんの家」の食生活は本園と異なり、担当職員が弁当も含めた食事のメニュー作り、買い物、調理を全て行います。 時折子どもたちと一緒に一連の食事作りをします。
より家庭的な雰囲気を大切にした食生活は「ななの家」と「よんの家」の養育・支援における大きな特徴であり、生活の中で大きな割合を占めています。

 

地域生活

子どもたちは平日の日中は基本的に、2~4歳は園内保育、4~6歳は幼稚園、6歳以上は学区の小・中学校、高校等に通っています。
また各々の子どもが習い事・塾・アルバイト等、地元地域で様々な活動をしています。